原則と判断の枠組み
多くの人と同じように、私も恐怖を感じる。それは長期のバリュー投資と相いれないようにも思える。
強気相場ではビットコインを保有し、弱気相場では価値のあるアルトコインを探す。売買の機会は、待つことで生まれる。
暗号資産、株式、投資信託。投資の方法はいくらでもあるのに、どれが自分に合っているのかは分からない。投資は、自分を探す行為に似ている。ある段階に達すると、投資は哲学になるのかもしれない。投機や再帰性を扱う古典でも、最後にはすべて人間の性質に行き着く。バフェットには「他人が貪欲なときは恐れ、他人が恐れているときは貪欲になれ」という有名な言葉がある。だが、実際にそれをできる人は、ほとんどいないのかもしれない。
バリュー投資の考え方では、長期的に期待できる資産や、事業モデルのある企業を保有する。つまり、ファンダメンタルズに問題がないものを選ぶ。一方、暗号資産では、話題性や目先のトレンドだけが見られることも多い。トークンが60%以上下落すると、短期間では戻らず、そのまま消えてしまう可能性もある。だから、適切なタイミングで損切りすることも、暗号資産では重要な原則だ。利益を生まない株を売ることが、強いものがさらに強くなる理由の一つなのかもしれない。
買うときと売るとき
買った直後に売りたくなることがある。上昇を追いかけ、下落で慌てて売る。そうすると、利益より損失が多くなりがちだ。むしろ利益を生むのは、買った後に気にせず持ち続けたトークンや株であることが多い。長期保有ができ、対象を間違えていなければ、5〜10年という期間でよいリターンを得られるかもしれない。もちろん、ほかのコインが上がる一方で自分のものが下がる場面こそ、心理が最も試されることも分かっている。そのときに売って、また買い直すと、結局含み損を抱えがちだ 😂。それが投資市場というものなのかもしれない。
何倍にも上がることばかり想像するが、同じくらい大きく下がったらどうだろう。その下落に耐えられるなら買えばよいのに、私たちはなかなか耐えられない。どの業界や分野にも上限はある。ただ、その上限も、あらゆるものにラベルを付けるように、私たちが決めているだけなのかもしれない。指標が目標になったとき、次にどうすればよいのか。未来は予測できないのだから、私たちは皆、間違っているのかもしれない。
誰も見向きもしないときに買い、人々が熱狂しているときに売る。